2019年10月21日月曜日

BAKUOOON・ミッツァイルは砕けない


兵庫県民は「おおきに」とは言わない。どうも、ぱわーどぜっとんです。



カードゲームは定期的にバランス調整を行うために禁止・制限カードというものが発表されます。
「あれがそろそろ怪しい」
「これはもうアウトだろう」
「このカードが帰ってくるのでは」
こういった会話はどのカードゲーマーでもするものでしょう。



そんな中、デュエルマスターズでは1枚のカードが大暴れ。



BAKUOOON・ミッツァイルですね
(余談ですがOは3つです。バクオオオン)


新弾が発売するたびに新しい構築が考えられていて、いまやデュエルマスターズをしていれば確実に見ると言っても過言ではないカードでしょう。




新しいカードが出るたびに新構築が出るというと懐かしい団長様を思い出しますね。




GPで優勝したメタリカミッツァイルから始まり、
・赤単ミッツァイル
・赤白ミッツァイル
・シータミッツァイル
・赤青ミッツァイル
・イメンミッツァイループ

などなど今現在もどんどん増えています。

新テーマのGR召喚をメインにしたクリーチャーではありますが、あまりにも強すぎるため多くのプレイヤーはこのミッツァイルが殿堂カードに入るのではと予想してます。




しかし私はミッツァイルは今回殿堂入りしないんじゃないかと思っています。

今回はその理由をつらつらと書いていきますね。





1.単騎とラフルル

ミッツァイルは盤面にクリーチャーを4体以上いれば1マナで出すことができ、その分だけGR召喚をしていきます。ここでGRクリーチャーの効果をぐるぐる回し単騎マグナムとラフルルを並べて安全に勝つのがシータミッツァイルのコンセプトです。

と、なると。「ミッツァイルが悪いというより単騎ラフルルが悪いのでは?」

勿論、単騎ラフルルをプレミアム殿堂入りさせたとしても似たような効果を持っているクリーチャーは多くいるので根本的な解決にはなっていません。






そこで次の問題になってきます。




2.ミッツァイルは発売から半年しか経っていない

そこで二つ目の問題。ミッツァイルはあまりにも暴れまわっていますが、このカードが登場したのは2019年3月30日。ほぼ4月と考えると今現在から6か月しか経っていません。



当時あまりにも強すぎた結果、超高速で殿堂入りしたイーヴィルヒートは発売から275日で殿堂入りしています。しかしイーヴィルヒートはあくまでベリーレア。一方ミッツァイルはスーパーレアなのです。
ミッツァイルを早くに殿堂入りにしてしまうと一番困るのは間違いなくプレイヤーではなくカードショップです。3000円以上するカードを買い取ってから殿堂入りと発表されてしまってはお店も損害です。現に一度デュエルマスターズは再録が多いので値段の変動が多すぎる結果、取り扱いを止めるお店もありました。

この一件から、デュエルマスターズで殿堂入りさせるカードはあまり値段が高くないカードを殿堂入りさせる傾向になったと私は考えています。最近殿堂入りしたスーパーレアのガヨウ神も今のミッツァイルほどの値段はしませんでした。
あまりにも早すぎる殿堂は買ったプレイヤー以外にもダメージを与えてしまうのです。





3.小学生限定イベントのプロモにした


「ジョーの超フィーバーツアー」という小学生限定のイベントがあり、このイベントで2連勝するとなんと金色のミッツァイルがもらえます。


ゴールデンボンバー

もしこのイベントで2連勝できミッツァイルを手に入れた子が殿堂になって1枚しか使えない状態になってしまうと当然残念な気持ちになってしまいます。



過去にも同じ条件でもらえるアイアンマンハッタンも殿堂カードになるかと危惧されていましたが、こちらは回避しているのもミッツァイルがかからないと思われる要因の1つですね。



4.轟轟轟ブランドを殿堂入りさせた



最新の殿堂発表で轟轟轟ブランドが殿堂カードになりました。
正真正銘、ボルツの切り札です。




そしてなんとこのミッツァイルもボルツが使用している切り札級カードです。

さらにボルツが鉄を打って完成させた新しいエース、魔神轟怒ブランドとの相性もバツグン。アニメでもミッツァイルと共に駆け抜けていましたね。


ここでまたミッツァイルを殿堂にしてしまうとあまりにもボルツ関連のカードをかけすぎることになってしまいます。

デュエルマスターズはアニメや漫画も大人気です。私もウン十年前にコロコロコミックを読んで黒城凶死郎が大好きになり、このデッキを買ったのがデュエルマスターズの始まりでした。


まだタカラトミーではなくタカラなのが時代を感じますね



カードゲームの環境だけで規制!というのはアニメのファン、マンガのファンにも良い印象を与えないのではないでしょうか。





といった理由ですね。いずれミッツァイルは殿堂入りしてしまうのかもしれませんが、次の殿堂発表ではミッツァイルは砕けない!と私は思います。






















5.筆者がミッツァイルを4枚ポチった

耐えろーーーーーーーーーーーーーーー!
耐えるんだミッツァイルーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!


2019年10月7日月曜日

GP9th GRイメンループの解説


犬派か猫派かと聞かれたら爬虫類派、ぱわーどぜっとんです。


一昨日、静岡で開催されたGP9thに参加しました。
参加した方、運営の方本当にお疲れさまでした。私自身とても嬉しいことだらけのGPで、一生忘れることのない思い出ができました。





さて、この記事では今回GP9thで使用したデッキの解説をしたいと思います。


まずデッキ説明の前に今回使用したループルートから。
イメンブーゴを利用したループは多くありますが、最も簡単で今のイメンループの主流「アクア忍者ライヤ」を使用したものです。



ライヤを召喚→ライヤの効果でライヤ自身を手札に帰す

を繰り返しボアロパゴスの効果を永遠に使っていくループ。

盤面:イメンブーゴ ボアロパゴス
手札:アクア忍者ライヤ
マナ:オチャッピィ・サンマッド・ジャスミン

①ジャスミンをタップしライヤ召喚ライヤ帰る。パゴス効果ジャスミンを出し1マナブースト。
②オチャッピィをタップしライヤ召喚ライヤ帰る。パゴス効果オチャッピィを出し、墓地のジャスミンをマナチャージ。
③サンマッドをタップしライヤ召喚ライヤ帰る。パゴス効果サンマッドをオチャッピィの上に進化。サンマッド効果サンマッド自身をマナゾーンに。
④ ①に戻る。

これを繰り返すと1マナずつ増えていくループが可能になります。
ループを繰り返してデッキを掘り起こし、バングリッドX7かプロメテウスでシャコガイルにアクセスしフィニッシュです。



===メインデッキ===

まずはメインデッキ40枚から。




まずGPという大型大会では対戦回数も多く、運に左右されるところも多いと考えました。そのため2ターン目にジャスミンを決められる確率を少しでも上げるために初動を多くしています。また環境デッキといったものだけでなく、新しい型のデッキが多く存在していると考え、ガチャンコミニロボ1号を入れて呪文主体のデッキを幅広く見れるようにしていました。(カリヤドネループにはよく刺さってくれる結果となりました)


アクア忍者ライヤ・・・1枚
 ループパーツのため必須です。2枚入れれば場にいるクリーチャーのcipの使いまわしや、ループに入りやすくなるため正直2枚入れたいです。

トレジャーマップ・・・4枚
 イメンの大事な初動かつ中盤でも欲しいカードを持ってこれる万能カード。2マナでジャスミンをした後に入ったマナが自然文明なら打つこともでき、このカード自身がイメンから出せないとはいえ4枚確定でしょう。

ガガガン・ジョーカーズ・・・2枚
 今回採用した初動カード。上で述べたように2ターン目ジャスミンの確率を上げたかったのと、トレジャーマップとは違いクリーチャーなら何でも持ってこれるため、パクリオやスゴ腕プロジューサーを持ってこられるのは非常に強いと感じ2枚採用しました。

ダンディナスオ・・・1枚
 ループパーツを探したりスゴ腕をマナに置いたり盾を確認したりと超万能ナス。殿堂カードなので1枚

霞み妖精ジャスミン・・・4枚
 イメンの大切な大切な初動兼ループパーツ。4枚必須故説明は省略。GPプロモを2ndのころから待ってました。

天真妖精オチャッピィ・・・2枚
 ループパーツでありコチラもマナブースト要員。赤単やバイク系統相手には特に手札にキープしておきたいカードなのですが、枠の都合とガガガンも入れたので2枚に。

終末の時計ザ・クロック・・・2枚
 受け。ただシールドにあるだけではなく、イメンにとってはマナにいても相手ターンにパゴス効果でクロックを出して止めるプレイングが可能。さらにマリゴルドⅢの登場によりクロックカウンターがかなりやりやすくなったので採用。3枚入れたい。

ガチャンコガチロボ1号・・・2枚
 呪文系統メタ。、ロマノフは7マナまで動かさない、覇道にフレア、マンガをさせないetc…と多くのデッキに刺さることから採用。ゴーゴンジャックは自分の呪文も増やしてしまうためミニロボにしました。

S級原始 サンマッド・・・1枚
 さんまい いれたい

光牙忍ハヤブサマル・・・1枚
 受け。ニンジャストライクは手札から召喚なのでボアロパゴスの効果が起動することはテストに出ますのでしっかり覚えておきましょう。


パクリオ・・・4枚
 イメンの右腕であり左腕。2→4の流れでパクリオを打ち込む動きは6年前から現在も最強のムーブ。基本相手のシールドは攻撃しないので特にデメリットもなし。

バングリッドX7・・・2枚
 先攻でジャスミンをできれば、相手の2マナクリ―チャーに対して上から叩きながらマナブーストできる超優秀カード。ジョーカーズや覇道相手はこれができるかによって勝率がグンと変わります。3枚入れたい。

掘師の銀・・・1枚
 パゴス下でライヤを出し掘師を出してを繰り返すだけで相手のクリ―チャーを全部マナ送りにすることもでき、盤面のクリーチャーをマナに飛ばしてもう1度出したりも可能。2→4にも一応つながるのでドンド・ラフーイよりはこちらですかね。

鳴動するギガホーン・・・1枚
 ナスオに近い役割。ナスオと違ってライヤを手札に持ってきたいときは鳴動の方が優秀であり、コスト5なのでパゴス龍解にもこちらが役立つことが多いです。あとはパゴス効果でハヤブサマルを持ってきたりも可能ですね。

飛散する斧 プロメテウス・・・2枚
 2→4→5→7のイメン黄金マナカーブに最も必要なカード。序盤マナに埋めたイメンを回収しながらマナブーストできるので是非とも入れたいですが多色なのが厳しい時もありますので2枚。

リブロッコタンク・・・1枚
 めちゃくちゃテキスト確認されるカード。自分のシールドを2枚マナ送りにします。基本的にループデッキの盾落ちケアカードは「逆転のオーロラ」ですがイメンではリブロッコタンクが一番だと思ってます。リブロッコはパゴスの効果でマナから出せますし、2マナブーストも可能であり、相手もループデッキなら5マナ時に召喚してイメンにもつなぐことが可能です。しかもT・ブレイカー

スゴ腕プロジューサー・・・4枚
 新弾のイメン必須最強カード。イメンから出すことが可能であり、GR召喚によりボアロアックスの龍解条件を満たす補助にもなりブロッカーで相手の攻撃にも耐えられます。さらにはシールドトリガーでバトルゾーンに出すこともできターン終了時にマナに飛んでくれるため、5マナからトリガーすればイメンにもつながりまたボアロから出せるというぶっ壊れ度。ちなみに相手の「超奇天烈ギャブル」の効果でこのカードが捲れた場合、しっかり自分のバトルゾーンに出てくれるためデッドダムドにも強くなっているおっそろしいカード。ホントこのプロジューサーやべえですハイ。

水上第九院 シャコガイル・・・1枚
 ループのフィニッシュ。シャコガイルが一番デッキの枠を確保することなくループのフィニッシュができるため今回はシャコにしました。リブロッコタンクもいるので1枚にしています。


龍覇イメン=ブーゴ・・・4枚
 切り札。当然4枚。そろそろGPイメンをもう一枚買おうと思っているのでどこに売ってるかの情報募集しています(マジ)



===超次元ゾーン===



次に超次元ゾーンです。



 一応誤解が無いように先に言っておきますが、超次元ゾーンの「龍芭扇ファンパイ」と「龍魂城閣レッドゥル」はイメンブーゴから出すことができません。
何故この2枚を採用したかというと、「グラスパーループ」と相手に勘違いしてもうためです。(イメンのプレマ引いてましたが)

グラスパーループは盤面にクリ―チャーが全然出ないため、「乱振舞神G・W・D」や「DOROROOON・バックラスター」が必要ないと相手が判断しマナに置いてくれるのを狙っています。


邪帝斧ボアロアックス・・・1枚
 イメンの両足。殿堂から返してもいいとは思います。

龍魂遺跡グリーネ・・・2枚
 個人的にはイメンに必須だと思っています。イメンブーゴを出してボアロアックスを装備しマナからクリ―チャーを出せば6マナまで減ります。その返しでイメンが除去された場合、次のターンにもう一度イメンを出した場合、グリーネで1マナ確保することでその1マナからライヤがつながる可能性があるためボアロパゴス建設後、2体目のイメンで出すものは間違いなくグリーネが1番です。

卵殻塊ジュラピル・・・1枚
 12マナ貯まれば龍解しますんで超ジリ貧バトルになったときかどうやっても殴りにいかないといけないときに置きます。

龍棍棒トゲトプス・・・1枚
 イメンがタップインするときに使えば一応龍解すぐできます。ほぼ使いません。

神秘の集う遺跡エウル=ブッカ・・・1枚
 一応入れてますが使うことないと思います。ここジュダイオウでよかったですね。



===GRゾーン===

最後にGRゾーンです




GR召喚を使用するカードはスゴ腕プロジューサーしかいません。マナドライブ6のカードが多いため、基本的には6マナ以上の時にスゴ腕を使うことを意識して戦っていました。

マリゴルドⅢ・・・2枚
 新弾のイメンぶっ壊れ枠。イメン→スゴ腕→マリゴルドにつながった場合マナからパクリオやらを出すだけでいきなり盤面コストが0から20に達する恐ろしさ。さらにはスゴ腕がブロッカーなので相手の総攻撃をブロックした際にマリゴルドからクロックを出すことで耐えることも可能。マリゴルドさんすごいです。

天啓CX-20・・・2枚
 ぶっ壊れ枠その2。手札消費の激しいイメンにおいて3枚ドローは最高のリソース。また、このデッキでは唯一のドローカードでもあるため、制限時間が来てしまい、このターンで勝利しなければならないという状態になったとき、シャコガイルの効果起動に天啓を使うことも覚えていた方が良いです。(シャコガイルで勝つ時は相手に1ターン返されければいけないため)

バイナラシャッター・・・2枚
 ガガガンジョーカーズ、バングリッドX7、スゴ腕プロジューサーとジョーカーズが割と多めに入り、コストが4なのは龍解条件で助かることが多いので採用。バイナラ名乗るなら1ドロー欲しいですね。

ポクタマたま・・・2枚
 墓地ソースやロマノフなどを少しでも対策したかったため採用。GRで対策することは運に頼ることになるため、あまりしたくはありませんでしたがデッキの枠の都合上GRで対策することにしました。

シェイク・シャーク・・・2枚
 GRプリンプリン。スゴ腕プロジューサーのブロックから出てくれることで2面止めたりと結構万能

甲殻 TS-10・・・2枚
 一応殴れるブロッカー。攻めることは考えていないのでランジェスも考えましたが、ランジェスはコストが2のためこちらにしました。





==今回採用しなかったカード===

・ダダダチッコ・ダッチー
 今回泣く泣く抜いた枠。というのもダッチ―の効果は強制効果のため、イメンのループルートまで辿り着くまでにGR召喚をしてダチッコが出て、もしデッキの上がクロックだった場合強制的にターンが終わってしまうとんでもない事が起きてしまう可能性があったため不採用に。もしかしたらクロックを抜いてダチッコ採用が正しかったかもしれません。


・続召の意思 マーチス
 光マナドライブはイメンがいなければほぼ使用できず、仮にイメン→プロジューサーの流れからマーチスが捲れたとしても7+5+3=15なのでマーチスから5以上のGRクリ―チャーが出なければ20まで届かないし、コスト5のGRは採用していないため不採用。


・ドンジャングルS7&ソーナンデス
 ドンジャングル→イメン→コスト5のクリ―チャーという動きだけで20まで到達するめちゃくちゃ強いカード。流行りのシータミッツァイルにもアタック曲げ効果で対応できると思っていましたが、パーフェクトウォーターやオコラッタなどでケアされてしまうし、ジャングル自体はイメンから出ないなどなどの理由で不採用。
 ソーナンデスは6マナで上の動きが可能にはなりますが、6マナの時点でマナにジャングル・イメン・コスト5クリーチャーを準備するのは厳しいかつソーナンデスが6マナでノイズになるためこちらも不採用。


・獣軍隊 ヤドック
 一週間前までは入っていたカード。ミッツァイルに最も効くカードだったのですが、シータが流行って、バックラスターという超兵器が平気でヤドックをすり抜けながら潰してくるので不採用に。

・龍素記号Xfクローチェ・フオーコ
 墓地メタに加え、Gゼロでパゴス龍解にも役立つカード。カリヤドネが流行ると分かっていたなら入れていました。これからカリヤドネループが環境に来るのならば採用ですね。

電脳鎧冑アナリス
 最初ガガガンの代わりに入れていた初動。スゴ腕プロジューサー、プロメテウスと多色が多めになっていたため事故が怖く不採用。

・再生妖精スズラン
 初動枠。できる限りマナに様々なカードを置きたいためデッキを掘り起こせないスズランは微妙と感じ不採用。

・桜風妖精ステップル
 初動枠。ミッツァイルやデッドダムドの流行で盤面処理だらけの環境でさすがに採用はできませんでした。







長々と書きましたが以上です!!
すべて読んでいただいた方には感謝しかありません。もしイメンに興味を持っていただけたのなら幸いです。


改めてGP9thお疲れさまでした!
これからも龍覇イメン=ブーゴを入れたデッキでCS、GPに挑んでいくつもりです!
ありがとうございました!!